卓上に置く三角柱POPの作り方を紹介!デザインについても解説

卓上POPは、レジ横やテーブル上で商品・サービスを視覚的に訴えるアイテムです。さまざまな形状やデザインで商品の魅力を効果的に引き出します。しかし、店舗やレストランなどで卓上POPを活用するにも、その形状や方法について悩む方も少なくないでしょう。
この記事では、卓上POPの種類とその特徴、作成時のポイントを紹介し、実際に三角柱POPを作成する方法まで解説します。視認性やデザイン性を考慮して目的やターゲットに合ったPOPを作成し、顧客の購買意欲を引き出しましょう。
卓上POPの種類
卓上POPは、その形状や種類によって見た目や訴求効果が異なります。以下では代表的な卓上POPの特徴と見た目について紹介します。
種類 | 特徴 | 見た目 |
---|---|---|
角柱タイプ |
・長方形の素材を三角柱や四角柱型に折ったもの ・安定性と視認性を兼ね備えたデザイン ・複数の面に分けて記載でき、情報量が多い場合に適している |
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角錐タイプ |
・三角錐や四角錐の形状がある ・安定感が高く転倒しにくい ・多面的な情報表示が可能 ・見た目のインパクトやデザイン性を重視したい場合に適している |
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スタンドタイプ |
・テーブルテント型やA型とも呼ばれる ・広い情報面が確保されるため、文字量が多いデザインも見やすい ・設置が簡単で、視認性に優れ、レストランのメニューや案内に適している。 |
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形状を選ぶ際は、POPが設置される環境(狭いスペース、動線が多い場所など)に応じて選びましょう。さらに、視線の高さや卓上での角度を考慮し、読みやすい形状を選ぶことが大切です。
次に、卓上POPを作成する際に重要なポイントについて解説します
卓上POPを作成するときのポイント
卓上POPを作成する際には、以下の要素を考慮してデザインを工夫することが求められます。
・目的:何を伝えたいか、どのようなアクションを促すかを明確にする
・ターゲット:顧客層や来店時間帯に応じた内容を反映させる
・設置場所:どこにPOPを置くかによって、見えやすさや訴求力が変わる
顧客層が何を求めているかを明確に把握する必要があります。時間帯によって訴求効果が異なるため、適宜変えることも考慮しましょう。
卓上POPの効果的な場面として以下の例が挙げられます。
【飲食店】
新メニューを宣伝するため、テーブルに置くPOPに料理写真や期間限定メニューの情報を掲載します。食事中に目に入る位置に設置すると、視認性が高まり、追加注文も促すことも可能です。
【美容室】
受付カウンターにPOPを置くと、顧客の目を引きます。QRコードや次回予約キャンペーンを案内することはリピート率を高めるうえで効果的です。また、おすすめのヘアケア商品は、美しいヘア画像と組み合わせてPOP表示すると視認性が向上し、顧客の関心を引きつける効果が期待できます。
以上のポイントを押さえて顧客ニーズをしっかり捉えた卓上POPを作成し、販促効果を最大化しましょう。
卓上POPのデザインの見せ方
卓上POPを効果的に活用するには、視認性と訴求力を重視したデザインが重要です。限られたスペースを活かし、情報を整理してフォントや写真、イラストを効果的に使う必要があります。以下の見せ方を念頭におき、ターゲットに響く内容を伝えて購買意欲を高めましょう。
POP内に入れる情報を整理する
卓上POPでは伝えたい内容を詰め込みすぎないようにしましょう。まずは、商品名や価格、キャンペーン情報などアピールしたいポイントをリストアップし、最も目立たせたい情報を一つに絞ってください。具体的な「数値」や「期間限定」「数量限定」などの付加価値を強調することで、顧客の注目を引きやすくなります。
POPで使用するフォントを決める
フォント選びはPOP全体の印象を左右する重要な要素です。ターゲットや訴求内容に合わせて、ゴシック体や楷書、行書など、商品のイメージに合ったフォントを選びましょう。特に重要な情報を大きく目立たせ、他の文字とのバランスを考慮することで読みやすさが向上します。
POP内に入れるイラストや写真を決める
文字だけでは伝わりにくい情報を補うために、写真やイラストを活用しましょう。商品画像や食材の写真、利用シーンをイメージさせるイラストを配置すれば、「実際に手に取ってみたい」「試してみたい」という興味を引き出す効果が期待できます。また、写真やイラストは視覚的なインパクトを生むため、POP全体のデザインをより魅力的に見せる役割も果たします。
これら3つのポイントを意識して卓上POPを作成し、ターゲットに響く内容を効果的に伝えることが可能です。

実際に三角柱POPを作ってみよう!
三角柱POPは簡単に作れるうえに視認性が高く、効果的な販促ツールです。ここでは、初心者でも簡単に取り組める三角柱POPの作り方をステップごとに解説します。設置場所や使用目的に合わせて、自由にデザインを楽しみながら制作してみましょう。
POPのサイズを決める
まず、設置場所に適したサイズを決めましょう。三角柱を作るためには、展開図として長方形の紙を準備します。のりしろ部分を含める必要があるため、仕上がりサイズより少し余裕を持った寸法で用紙をカットしてください。強度を考慮し、厚めの紙を使うのが推奨されます。
POPのデザインを印刷する
デザインは手書きでも構いませんが、PowerPointやCanvaなどのツールで簡単に作成できます。まず手書きでラフを描き、掲載する文字や写真の配置を検討しましょう。三角柱の3つの面にそれぞれ異なる情報を載せることで訴求効果を高めます。
さらに、カラーやフォントも工夫して、目立つデザインを心がけてください。完成したデザインは家庭用プリンターやコンビニで印刷します。
POPを組み立てる
印刷したデザインを外周に沿ってカットし、三つ折りにして形を作ります。山折りで面を作り、左右の端をのりやテープで接着しましょう。立ててみてぐらつきがある場合は、内側に重りを付けて安定性を高めます。これで卓上POPが完成です。
手作りの三角柱POPは手軽に作れてオリジナリティを演出できます。ぜひ、自由な発想で制作してみてください。
まとめ
卓上POPは店頭やテーブル上で視覚的に訴求できる強力な販促品です。角柱や角錐、スタンドタイプなどの種類をうまく使い分け、設置場所や情報量に応じたデザインを選びましょう。
また、POPのデザインで重要なのは情報を整理し、視認性と訴求力を高めることです。フォントや写真を活用して、ターゲットに響く内容を伝えるような工夫が求められます。
記事で紹介したように三角柱POPは簡単に手作りでき、オリジナル感を演出できます。効果的な卓上POPで、お客様の関心を引き、売上向上につなげていきましょう。
当サイトでは、パネルやミニのぼりといった卓上で使用できる販促グッズを各種取り揃えていますので、ぜひ併せてご覧ください。


※当サイトでは、角柱・角錐タイプのPOPは取り扱っておりません。