展示会ブース設営のポイントとは?ブースの設営例も紹介!

展示会に参加するにあたって、自社のブースへ立ち寄ってもらうためには、いくつかポイントを抑えてブース設営を行う必要があります。
この記事では、展示会ブース設営時の基本やポイント、展示会ブースの装飾例を11個紹介しています。展示会ブースの設営や装飾をどのようにしたらいいのか分からないという方はぜひ参考にしてください。
展示会ブースの基本
展示会ブースでは、数あるブースの中から来場者に興味を持ってもらい足を止めてもらうことが大切です。そのためには来場者が通る流れを意識して、ブースの装飾やレイアウトを整えていきます。
導線を意識した展示会ブースを作る
来場者の導線に合わせて装飾の位置を考え、アプローチの仕方を決めていきます。
例えば、メイン通路に隣接していて、さらに別の通路からも目に入る位置であれば、メイン通路ともう一つの通路が重なる角を正面として装飾のデザインをすることで、より来場者の目に留まりやすくなるでしょう。
メインとなるキャッチコピーも来場者の視線を考え掲示し、併せて主力商品の展示を行います。まずは通りがかりに興味を引き、そのあとはブース内の導線も考え継続して興味を引けるような仕掛けが必要です。
ブースのレイアウトデザインを決める
目的によってブースのレイアウトデザインは異なります。以下の表に特徴とブースの見せ方をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
小間が広い場合は問題ないですが、狭い場合は目的に応じて窮屈に感じさせない工夫がさらに必要です。開放感のある入りやすいブース空間を心がけましょう。
種類 | 特徴 | 見せ方 |
商談型 | スペースを確保したうえでゆっく | りと商談ができるレイアウト椅子や机を用意して対話できるス | ペースを確保する
商品展示型 | 商品を店舗のように展示させる | デザイン性のある什器を使用し、 | 商品を照明で照らしながら興味を 引く仕掛けを施す
セミナー型 | モニターや講演者によって多くの | 来場者に情報を伝えることができるステージの広さを確保し、どのよ | うな説明を行っているか分かりや すいアプローチが必要
体験型 | 実際に自社の商品やサービスを体 | 験してもらう新しい体験ができることをアピー | ルし、興味を引く演出を行う
展示会ブース設営のポイント
展示会に参加するにあたって、ただブースを設営するだけでは、集客をすることは難しいでしょう。下記では、展示会ブース設営のポイントを3つ紹介します。
ターゲットに向けた装飾にする
まずは、自社がターゲットとしているユーザーに向けた装飾にすることが重要です。例えば、時計のような高額な商品を取り扱うブースの場合は、黒や白などのシンプルな色をベースに使用して、落ち着いた雰囲気を出すという工夫ができるでしょう。また、色や配色はそれぞれ人によって与えるイメージが変わってきます。そのため、ターゲットやブースのイメージにあわせた色選びをしましょう。
また、ブランドカラーやコーポレートカラーを使用して印象づけるのもおすすめです。
遠くから目立つような色や装飾のブースにしたからといって、誰をターゲットとしたブースか分からなければ、集客することは難しいでしょう。そのため、来場者に足を運んでもらえるように自社のコンセプトにあった装飾の工夫が重要です。
訴求ポイントを分かりやすくする
次に来場者へ自社の魅力を伝えるために、訴求ポイントを絞って分かりやすくしましょう。なぜなら、伝えたい情報を詰め込んでしまうと、自社の訴求ポイントが分かりづらくなってしまい、結果として、来場者に何を伝えたいのか分からないという状況になる可能性があるからです。
そのため、伝えたい情報を簡潔に絞り込んで、自社の魅力をアピールするようにしましょう。
開放的にして立ち寄りやすくする
最後にブースを開放的にして、来場者が立ち寄りやすくなるように工夫します。具体的には入り口を広くしたり、複数入り口を設けるようにするのがよいでしょう。また、入り口からブース全体を見渡せられるように展示台やテーブル、椅子などの配置にもこだわることが重要です。
展示会ブースの装飾例
下記では展示会ブースの装飾例を11個紹介します。どのように展示会ブースを装飾すればよいのか分からないという方はぜひ参考にしてください。
目立つデザインで目を引くブース
ブースに目立つ色の使用や目立つ形にすることで他のブースと差別化ができるでしょう。また看板部分に会社名だけでなく、会社のキャッチコピーを入れることで、ブースの前を通りかかった来場者の目を引くことにもつながります。
ただし、ブースを目立たせることに注力するあまり、複数の目立つ色を使用したり、目立つフォントをたくさん使用したりするなどで、ブース全体の統一感が失われないように注意が必要です。
▼青と黄色を基調とした展示会ブースのイメージ

▼目立つ形の展示会ブースのイメージ

実際に体験できるブース
企業が取り扱っている商品を実際に手に取って見ることや試食・試飲ができることで商品の魅力を感じてもらえる効果に期待ができます。ブースの中央に紙什器を設置して、ブースの外からでも取り扱っている商品を体験できるということをアピールするのもよいでしょう。
▼取り扱っている商品を実際に体験できる展示会ブースのイメージ

商談型のブース
商談型のブースでは、ブースの中にテーブルと椅子が設置されていて、商品やサービスの説明を来場者と座って説明できるようになっています。実物がある商品で商談スペースを設けたブースを設営するのもよいですが、無形の人的サービスなどで、実際に説明する必要がある場合におすすめなブースの種類です。
▼黒を基調とした商談型の展示会ブースのイメージ

▼白を基調とした商談型の展示会ブースのイメージ

取り扱っている商品が分かりやすいブース
ブースの背景となる場所に、取り扱っている商品名を大きく記載することで遠くからでも、来場者に取り扱っている商品が何かをアピールでき、興味をもった人がブースに立ち寄ることに期待が持てます。
▼お菓子パッケージ専門店の展示会ブースのイメージ

▼メガネの展示会ブースのイメージ例

高級感のある展示ブース
展示会は基本的に照明が明るくなっていますが、照明を少し暗くすることで他のブースと差別化を図ることが可能です。また、ブース全体の配色を黒や白などのシンプルな色をベースに使用して、落ち着いた雰囲気を出すという工夫もできるでしょう。
▼時計を取り扱う展示会ブースのイメージ

近代的なイメージの展示会ブース
近代的なイメージの展示会ブースでは、最新の車などを展示する場合に適しています。商品自体がいろんな人に認知されていない場合であれば、実物を展示することで来場者もイメージが湧くでしょう。
▼車を取り扱う近代的なイメージの展示会ブースのイメージ

落ち着いた雰囲気の展示会ブース
パソコン機器の販売ブースなどで、青や白を基調とした展示会ブースを設営し、落ち着いた雰囲気を出すという工夫をしてみるのもよいでしょう。商品やサービスを紹介した、モニターやパネルを設置することで、来場者に自社の商品をじっくりとみてもらえることにも期待が持てます。
▼青と白を基調とした展示会ブースのイメージ

リラックスできる展示会ブース
来場者にブースでリラックスしてもらいたいと考えている場合は、リラックスや落ち着く効果に期待ができるとされている緑色を基調としたブースを設営するという工夫ができます。他のブースと差別化するためにのれんを設置するのもよいでしょう。
▼緑色を基調としたリラックスできる展示会ブースのイメージ

まとめ
今回は展示会ブースを設営する際の基本とポイント、ブースの装飾例を11個紹介しました。展示会ブースの設営や装飾にお悩みの方は今回の記事を参考にしていただき、自社のブースに集客できるようにしていきましょう。
下記バナーから展示会キングで取り扱っている商品の一覧を見ることができます。あわせてご覧ください。
