旗の種類と特徴について解説!用途に合わせた選び方とは?

日の丸の国旗、商店街ののぼり旗、スポーツチームの応援旗など、私たちの身の回りにはさまざまな旗が飾られています。大きく「旗」とまとめることができるとはいえ、その役割は幅広く、種類や形状、大きさはさまざまです。
この記事では、旗の役割に加え、国旗や社旗、のぼり旗や応援旗、安全旗といった旗の種類と特徴についてまとめています。併せて、旗のサイズと形、旗を選ぶ際のポイントについてご紹介しているので、旗についての基礎知識を押さえ、用途に合った旗選びに役立ちます。
旗の役割とは?
旗が持つ役割には、主に以下のようなものが挙げられます。
シンボルや識別のため
旗は、国や地域、組織や団体、企業や学校等の象徴、アイデンティティを示すシンボルです。あるいは、どのコミュニティに所属しているのかを識別する記号としての役割を持っています。
情報伝達や宣伝のため
旗に特定の意味を持った図案や文字を記し、掲げたり振ったりすることで、通信システムの一種として機能します。店舗・イベントにおいては、集客や広告宣伝効果に役立ちます。
安全や誘導のため
特定の色や図案、文字を記した旗を掲げたり振ったりすることで、危険周知や注意喚起として役立ちます。
応援や団結のため
スポーツやお祭り、イベントなどで、一体感や士気を高めるために活用されます。
旗の主な種類
続いて、主な旗の種類をご紹介します。身の回りのどんな場面で目にする旗かをイメージしながら、それぞれの特徴を押さえていきましょう。
国旗・地方旗

国や自治体、国際機関の公式行事で掲げられるのが、国旗や地方旗です。いずれもデザインに意味があり、コミュニティの成り立ちや歴史、アイデンティティが表現されています。
例えば、国を象徴する国旗として日本の日の丸、アメリカ合衆国の星条旗、イギリスのユニオンジャックなどが挙げられます。自治体であれば各都道府県・市町村ごとに定められた地方旗、国際機関であれば国際連合旗やオリンピック旗などがあります。
社旗・団体旗

社旗や団体旗は、企業・団体のシンボルとして使用されています。社章や団体章、社名や団体名、ロゴやスローガンなどがデザインされることが多く、企業・団体の認知度や帰属意識の向上に貢献しています。催しを行う会場や会社のエントランスに掲示され、内外へのアピールに利用されています。
のぼり旗

縦長のデザインが特徴的なのぼり旗は、一般的に宣伝・販売促進のために使用されています。イベントやお祭りの会場、商店街の店頭等に活用されることが多く、設置・撤収が手軽なので期間限定の展示やキャンペーンの集客にも効果が期待できます。設置場所に合わせてポールやスタンドを選ぶことができる点も、のぼり旗のメリットの一つです。
展示会キングでは、幅広いサイズののぼり旗を取り扱っています。ポールやスタンド等も一緒に選ぶことができるので、こちらのページから確認してみてください。

応援旗・スポーツ旗

応援旗やスポーツ旗には、チーム名やロゴ、マスコットキャラクターやスローガンがデザインされています。スポーツ観戦の際に、会場の観客席や柵に設置されることが多く、応援を盛り上げ、チームの士気を高めるのに有効です。柵や入口などに固定する大型の旗、応援の際に振る手旗など、サイズや形は多種多様です。
安全旗・標識旗

安全旗や標識旗は、主に工事現場や作業現場で使われています。安全確保や注意喚起を目的としているので、「安全第一」や「作業中」といった文字が入った旗がポピュラーです。道路工事現場や建設現場、工場や事務所などで広く目にすることができます。
旗のサイズと形について
用途によって異なりますが、一般的な旗のサイズは以下の通りです。
小型(手旗用):30cm × 45cm
中型(のぼり旗用):60cm × 180cm
大型(社旗・応援旗用):90cm × 135cm 以上
また、基本的な旗の形状は長方形です。ただし、装飾のためのペナントやイベント用小旗といった三角形の旗のほか、波形やホームベース形など、特殊な形状の旗も存在します。
旗を選ぶ際のポイント
旗を選ぶ際のポイントは、用途に合ったものを選ぶことです。例えば、集客や宣伝目的ならのぼり旗、企業のシンボルとして掲げるなら社旗になります。
また、掲示する場所は屋内か、屋外か、雨風が強い場所かといった使用環境にも考慮しましょう。場合によっては、耐久性・防水性・防風性が高い旗を用意しなければいけません。
旗を掲げる場所を決めたら、旗のサイズとデザインのバランスを確認してください。設置場所に適した旗の大きさか、デザインの視認性は十分かといった点に注意が必要です。
最後に、旗の取り付け方法を決めて器具を用意します。ポールとスタンドはどんなものが適しているか、壁や柵に取り付けるのであれば紐などが必要か、漏れのないように準備しておきましょう。
まとめ
旗にはどのような役割があるのか、旗の種類とその特徴、サイズと形、選ぶ際のポイントをご紹介しました。一口に「旗」と言っても様々な種類の旗があり、サイズや形もそれぞれ異なります。また、旗の用途によって素材やデザイン、設置用の器具にも注意する必要があります。
この記事で解説したポイントを踏まえ、目的にマッチした旗を作成してください。