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キッチンカーの看板としてタペストリーが選ばれる理由と取りつけ方を解説

キッチンカーの看板としてタペストリーが選ばれる理由と取りつけ方を解説

キッチンカーでは、看板としてタペストリーを設置するケースが多く見られます。タペストリーは、キッチンカーの看板として多くのメリットがある上、気軽に取り入れやすいおすすめのアイテムです。

この記事では、タペストリーの魅力に加えて、タペストリーをキッチンカーに取り付ける方法、設置・デザイン例をご紹介しています。オリジナルタペストリーを作るにあたって気になる生地の種類やサイズ、費用についても詳しくまとめているので、キッチンカーに興味がある方やタペストリーを作りたい方は参考にしてみてください。

タペストリーとは、本来はインテリアを目的として部屋に飾られる織物製の壁掛けのことでした。現在ではインテリアに限らず活用されており、素材や大きさ、設置される場所も様々です。

車で移動して食べ物を販売するキッチンカーにおいても、看板としてタペストリーを利用することは一般的になっています。

なぜタペストリーがキッチンカーの看板として選ばれるのか、その理由を以下に解説します。

タペストリーをキッチンカーの看板として使う理由の一つは、限られたスペースでも設置できるからです。

キッチンカーは、その名の通り車です。軽トラックを改造したものや軽バンなどのコンパクトなキッチンカーも多く、とにかくスペースに余裕がありません。タペストリーであれば、運転席や助手席の窓、商品受け渡し口の横などの狭いスペースにも設置することが可能です。路上に看板を置く場所がなくても、タペストリーであれば吊り下げるだけで設置できます。

また、タペストリーは看板の役割だけではなく、車内の目隠しとしても効果的です。運転席や助手席の窓を覆うようにタペストリーを設置すれば、お客様側から見えて欲しくない車内の私物を隠してくれます。

二つ目の理由は、タペストリーはオリジナルのデザインで作成しやすいということです。

キッチンカーは、遠くからでもお客様の目に留まるように、何を販売しているのか分かるようにする必要があります。そのため、個性的なオリジナルデザインのタペストリーを設置して差別化を図るキッチンカーは珍しくありません。

また、季節や日替わり、出店場所で、販売するメニューを替えたり追加したりすることもあります。キッチンカーそのものの塗装を変更するのは時間もお金もかかりますが、タペストリーであれば比較的リーズナブルかつ手軽に内容が変えられます。

三つ目の理由は、持ち運びのしやすさです。

タペストリーはたたんだり丸めたりして収納、運搬できるので、立て看板などに比べて場所をとらないというメリットがあります。設置も撤収も手軽にでき、コンパクトでかさばらないタペストリーは、調理器具や食材でスペースが限られているキッチンカーにぴったりです。

続いて、タペストリーをキッチンカーに取り付ける方法をお伝えします。タペストリーやキッチンカーのサイズによって、適した方法を選びましょう。

株式会社J.B.K様横断幕

(事例:福岡県 株式会社J.B.K 様)

一つ目は、タペストリーを固定する棒をキッチンカーの車体に設置する方法です。タペストリー設置用の棒を車の上部などに取り付けておき、フックや紐を使って棒とタペストリーとを固定します。

タペストリーの上下を袋状に加工しておくと、フックや紐を使わなくてもそのまま棒を通せるのでスムーズです。

タペストリーの袋縫い加工に対応している業者は多いので、作成を考えている方は業者のウェブサイトの商品ページを確認してみましょう。

蓬田 様横断幕

(事例:蓬田 様)

二つ目は、タペストリーの上下に紐を取り付けて車体やコンクリートブロックなどの重りに固定する方法です。強風で紐が切れてしまわないように、強度の高い紐を選ぶようにしてください。

タペストリーには紐が通るような加工をしておく必要があります。紐を通すための穴を開け、穴の周囲を金具で補強するハトメ加工をしておけば、タペストリーの耐久性が高くなります。先ほど触れた袋縫い加工でも、袋部分に紐を通して取り付けることができます。

タペストリーの下部の紐を結ぶための重りは、金具がついた専用のものも販売されています。適当な重りがない場合は、ホームセンターなどを覗いてみてください。

吸盤や接着式のフックを使う

三つ目は、吸盤や吸着式のフックを使う方法です。キッチンカーに取り付けた吸盤や吸着式フックにタペストリーを引っ掛けて設置します。

吸盤や吸着式フックの強度によってはタペストリーが落ちてしまったり、逆に強く貼り付きすぎて取れなくなったりという危険性があるため、取り付けには注意が必要です。濡れると吸盤が外れてしまうので、雨天時には適しません。棒や紐で固定する方が強度が高く、天候が崩れても安全に使用できます。

この方法でタペストリーを設置する場合も、ハトメ加工が必要です。ハトメ加工に対応しているかどうか、業者のウェブサイトを確認しておきましょう。

ここで、タペストリーキングの姉妹サイトにてタペストリーをご注文頂いたお客様のキッチンカー設置例、デザイン例をご紹介します。

大栄管機(株) 様のぼり

お客様名:大栄管機(株) 様

作成の理由:キッチンカーで移動販売時に活躍しております。他にはない一品ものの旗はとにかく目を引きます。

炙り焼豚チーズホットドックのぼり

お客様名:ヤンキー麺麺屋秀 様

作成の理由:キッチンカーでより目立つ様に!

最後に、オリジナルタペストリーを制作するにあたって気になるポイントを押さえておきましょう。

・生地

タペストリーは、布生地のほか、ビニール生地やスエード素材、ユポ素材などで作成できます。それぞれの特徴をご紹介しますので、季節や天候、用途などを考えて生地を選んでください。

【布生地(トロマット・テトロンポンジ)】

トロマットやテトロンポンジは、軽くて持ち運びしやすい布生地です。丸めたりたたんだりしても折り目がつきにくく、しわになりにくい点が魅力です。雨風に弱いため、長時間の屋外使用には適していません。

トロマット

トロマット
厚手
丈夫

テトロンポンジ

テトロンポンジ
薄手
透け感
安価

【ビニール生地(ターポリン)】

ビニール生地のターポリンは、雨風に強く色褪せしにくいという特徴があります。屋外での使用に向いており、キッチンカーの看板やメニューとしてよく使われている生地です。ビニール生地なので、汚れてもタオルなどで拭き取ることができます。

丈夫ですが、やや生地が重い点、引っかき傷に弱くインクが剥がれる危険性がある点がデメリットと言えるでしょう。

ターポリン

ターポリン
屋外 OK
長持ち
丈夫

【スエード素材(スエード・遮光スエード)】

スエード素材は、光沢があり高級感が出る生地です。繊維が細く織の密度が高いので、写真やイラストを発色良く鮮やかに印刷できます。また、スエード素材の中には両面に印刷できる生地もあります。

デメリットは、布生地やビニール生地と比較してやや値段が高くなってしまうことです。

スエード

スエード
発色きれい
薄手

遮光スエード

遮光スエード
発色きれい
両面印刷

【ユポ素材】

ユポ素材は、合成樹脂で作られた紙のような素材です。通常の紙とは異なり、水に濡れても破れにくいという特徴があります。業者によってはラミネート加工に対応しているため、キッチンカーの雰囲気や用途に合わせて、マットやグロス(光沢)の加工をするのも選択肢の一つです。

ユポ

ユポ
屋外 OK
水に強い

ユポ+グロスラミ

ユポ+グロスラミ
屋外 OK
光沢
写真きれい

ユポ+マットラミ

ユポ+マットラミ
屋外 OK
マット

・サイズ

キッチンカーに設置する場合、横1200mm×縦1800mm前後のタペストリーがポピュラーです。小型のキッチンカーの高さは2m前後のため、タペストリーの高さを1.8mほどに収めるとバランスが良いからです。

運転席や助手席の窓をお客様の目から隠すためにタペストリーを設置するのであれば、縦横ともに窓よりも大きいサイズであれば問題ありません。どの場所にどんなタペストリーを設置するのか、イメージしながらサイズを決めることが大切です。

・費用

タペストリー作成にかかる費用は、生地やサイズによってまちまちです。例えば、タペストリーキングで取り扱っているタペストリーのサイズはB3〜メガサイズまで全11サイズ、価格は1,390円(税込)からとなります。ウェブサイトで見積もりできる業者も多いため、一度イメージしているタペストリーで見積もりを行ってみることをおすすめします。

キッチンカーの看板として設置されるタペストリーのメリットや取り付け方、設置事例やオリジナルタペストリーを作る際の生地やサイズ、費用感についてお伝えしました。

タペストリーは看板の役割を果たすだけでなく、キッチカーで扱う商品の周知、集客も行ってくれます。キッチンカーの塗装を変更したり大きな立て看板を作ったりするよりもリーズナブルで、費用対効果が高い優秀なアイテムです。

この記事でお伝えしたポイントを踏まえて、効果的なオリジナルタペストリーを設置してみましょう。